神奈川県南足柄市
神奈川県南足柄市で暮らす
神奈川県南足柄市の住みやすさをまとめました
目次
神奈川県南足柄市はどんなところ?
関東地方の中でも有数のどかな街『南足柄市』
神奈川県南足柄市は神奈川県の西部に位置する市です。
北側は山北町、東側は開成町と小田原町、南側は箱根町、西側は静岡県小山町と隣接しています。
人口は約4万人、世帯数は約1.6万世帯となっています。(2023年1月時点)
都会的なイメージの強い神奈川県の各市とはやや異なる特徴を持っていて、関東地方では有数ののどかな市として知られています。
神奈川県内では最も人口の少ない市ではありますが、都会の喧騒を離れたい方にとってはぴったりです。
国土交通省の制定している水の郷百選に名を連ねており、美味しい水が飲める市として静かな人気があります。
市域は基本的に山間部となっていますが、一歩市を出るとそこには商業施設が数多くあるので利便性は決して低くありません。
箱根山の外輪山の北東部に位置しており、狩川の周辺には住宅地が一定数点在していますが、人口密度は低く余裕があります。
神奈川県南足柄市のPR動画
南足柄市CM
南足柄市市制施行50周年記念動画
神奈川県南足柄市の交通事情はどう?
市内外を行き来するバスが交通の要の街『南足柄市』
神奈川県内にある多くの市は鉄道を交通の要としていますが、この南足柄市の交通の要はバスです。
伊豆箱根バス、箱根登山バスなどが市内外を走っていて利便性は高いです。
電車は、伊豆箱根鉄道大雄山線が通っており、駅は大雄駅・相模沼田駅・和田河原駅・岩原駅・富士フィルム前駅・塚原駅の6駅となります。
南足柄市最大の駅である大雄山駅は伊豆箱根鉄道と伊豆箱根バスの両方の起点となっており、ここから横浜市や川崎市などへと移動する方も少なくありません。
バスが中心ではあるものの、鉄道も機能しており相模沼田駅や塚原駅には毎日一定の利用者がいます。
道路の中で中心的な役割を果たしているのが神奈川県道74号小田原山北線であり、市内の東部を南北に走っていて、小田原市への移動にはまさにうってつけといえるでしょう。
その他にも御殿場大井線、沼田国府津線などの道路は平日であっても多くの方に利用されています。
道路の利便性が高いのでマイカーがあると便利ではありますが、住むにあたって必須というほどではありません。
交通機関を活用すれば通勤や通学、観光のいずれであっても基本的に問題がないといえます。
新しい道路が開発されることも多い市となっていて、矢倉沢千石原線では足柄峠からのルートが展開されており、箱根町へと自動車で行き来が出来るようになりました。
電車の本数はほどほどにあり小田原などには出やすいです。
電車で都内へ出るには時間がかかり乗換えも必要で通勤通学には不向きです。
神奈川県南足柄市の家賃・住宅・土地相場はどう?
大きな間取りでも10万円を超えることはほとんどなくリーズナブルな街『南足柄市』
南足柄市は神奈川県内でトップクラスの家賃相場の安さとなっています。
ワンルームであれば4万円未満で見つかることがほとんどです。
1LDKやそれに次ぐような広さであっても10万円を超えることはほとんどなく、まさにリーズナブルといえるでしょう。
この家賃の安さは人口の少なさによるものです。
南足柄市の土地相場は1坪あたり約21万円であり、これは鎌倉市などの約4分の1となっています。
横浜市などの大都市に比べると場所によっては10分の1となることもあります。
決して利便性が低いわけではない地域にも関わらず、家賃相場と土地相場は非常に安くなっているので、転居先や移転先としては穴場となっています。
神奈川県南足柄市の子育て・教育はどう?
教育は平均的な水準で市外に通学するケースもある街『南足柄市』
南足柄市には、保育園が4園、幼稚園6園、小学校が6校、中学校3校、高校が1校あります。
小児医療費助成は、通院・入院ともに15歳以下(15歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。二宮町では、小学生以上のご家庭には所得制限を設けておりましたが、令和4年4月から所得制限を撤廃しています。
児童手当として、3歳未満は15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子は10,000円、第3子以降は15,000円・中学生は10,000円が支給されます。
南足柄市には私立の学校がなく、市立の小学校と中学校が点在しています。
人口の少なさに反して小学校の数は多くあるため、通学に不便となることはほとんどありません。
ただし、私立中学や私立高等学校に進学したい場合には市外へと通学する必要があります。交通の便は悪くないので周辺市は十分に通学圏内といえるでしょう。
生活拠点は南足柄市に置き、のどかな雰囲気を楽しみつつ、学校は小田原市の私立中学に通うというケースも珍しくありません。
学習塾はチェーン展開しているところがあまりないので個人経営の塾が選ばれやすいです。
県立の高等学校に進学する子どもが多い街『南足柄市』
南足柄市には1つだけ県立の高等学校があります。
この学校は大きな規模となっていて、南足柄市の子どもの多くはこの高等学校に進学します。
この学校を選ばない場合には市外の私立学校に進学することになります。
南足柄市の東部に住んでいる方にとっては小田原市の学校の方が近いため、そちらを選ぶケースが少なくありません。
地理的な都合もあって市内の学校にこだわらない子も多いです。
この地域で暮らすのであれば、進学先としては小田原市、箱根町、山北町など様々な町を視野に入れることも重要となります。
山に囲まれた自然豊かな場所でのびのびと子育てする事ができます。
教育機関が少なく、高校以降は小田原などへの遠距離通学が必要な場合が多いです。
神奈川県南足柄市のお買い物はどう?
市内のショッピングモールは平日もにぎわう街『南足柄市』
南足柄市内には『ヴェルミ』というショッピングモールがあります。
市内にある大型の商業施設はここだけなので、このショッピングモールは平日でもにぎわっています。
食料品や雑貨が売られているだけでなく、レストランも内包されているので友達と出かけたりする際にもぴったりです。
大雄山ヴェルミは市のほぼ中央部にあるため、市の東側に住んでいる方は小田原百貨店の南足柄店を利用することもあります。
地理的な特性上、小田原市への行き来は容易なので買い物をする際に市を離れる方も少なくありません。
市内にはチェーン店舗よりも自営業のお店が多く、昔ながらの八百屋や魚屋もあります。
横浜市のように華やかなお店が多いわけではありませんが、落ち着いて買い物が出来るお店自体は決して少なくありません。
自分のペースでじっくりとお店を回りたい方にとってはぴったりです。小規模なスーパーも市の様々な場所に点在しています。
大雄山駅周辺には、複合施設やスーパー、ドラックストアなどがありなんでも揃って便利です。
大型のショッピングモールなどがなく、おしゃれな衣料品や飲食店が少ないです。
神奈川県南足柄市の仕事・求人はどう?
美味しい水を活かした大工場が人気の街『南足柄市』
南足柄市は水の美しさに定評があり、その水を活かした工業を行う工場が市内にはあります。
富士フィルムやアサヒビールといった日本を代表するような企業の工場も存在しており、就職先として高い人気を誇っています。
工場以外では文化会館で働いたり、農業に従事したりしている方がいます。
隣接している小田原市に出稼ぎに行く方も少なくありません。
大企業の工場があるおかげで就職先としての人気は高い水準となっています。
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